こんにちは、小さな星雲です。
最近は雨続きで夏らしくないですが、いかがお過ごしですか?
わたしは長野県で鉱石採取にチャレンジしていました。
昨年山に入れなかった、有料で採掘できる日本唯一の山、
甲武信鉱山に行ってみました。
写真は長野県川上村のレタス畑の風景。
鉱山は、登山道がなく、
斜面を獣道のような踏み跡を頼りに進みます。
穴の中に入るのは装備も足りないし危険だったので、
雨で流されて出てきたような、地表に埋まっている水晶を狙います。
ジメジメと降ったり止んだりを繰り返す山道は暗く、時々花のようなキノコが輝きます。
見つかったのは、
小さな小さなベスビアナイトの黒い宝石質の結晶や、
鉄錆色のガーネットのカケラ、
水晶やごく僅かに緑水晶。
ティッシュペーパーの上に並べてこのサイズ。
唯一の緑水晶。
ポイント部分がちょっと面白い。
欠けていることを鑑みても ちょっと変わった形です。
川上村からは緑のインクルージョンがはいった水晶が出るのが特徴なのです。
そんなわけで販売出来る量の採集ではなかったのですが、
いい経験になりました。
いつも海外に買い付けに出て販売していますが、
日本にも美しい石が見つかる場所はあります。
今日はそんな話をしたいと思います。
写真は山梨の乙女鉱山の坑道を再現した、昇仙峡の石屋さんのディスプレイ。
なんと、神話の国、出雲より水晶が届きました。
島根県の水晶は今まであまり見かけなかったのですが、
工事の為に山を削った際に出てきたということで、
工事の工程に響かないように急いで集めて、
工事は完成してしまい、今後採ることが出来ない貴重な物だそうです。
出雲玉山水晶は数があるので、 ウェブショップに順番にアップしていきますね。
ただし、今後の入荷は期待出来ません。
今回限りの入荷になります。
そして同時に去年の秋冬服のセールも行います。
出雲玉山水晶の、本日写真を載せた石はメールなどでお問い合わせいただければ個別にご対応いたします。